その3:LP-1700とLP-700Wを”ニコイチ”にする

NTでは使えないLP-700Wをどうにかしようと、今回も立ち上りました。


LP-700Wは、ウィンドウズ・プリンティング・システム(WPS)なる規格で動作しており、
WIN95でしか動作しないのである。値段も安かったからしょうがないけど、
なんでこんな変なプリンター作ったかな?エプソンさん。
すべてがソフトコントロールなんでドライバが対応してないとどうしょうもないんだよね~。
あぁ~~~、なんでこんなの買っちまったかな~。しかも新品で。
最近はNT使ってるから、結局置いてあるだけ、飾り物かお前は


てな訳で、改造計画を立てて見ました。
1.同じ形のLP-1700の基盤をエプソンから購入する。
   はたして売ってくれるのかな?。新品だから値段も結構高そうだし、却下。
2.LP-1700のジャンクを探す。
   はたしてあるのか?。気長に待つしかないかな。
という訳で、ジャンク屋を探しまわる日々が続いたのである。
そんなある日、ありましたLP-1700のジャンク品しかも1980円で、早速GET、店の人いわく
「絶対動かないよ!」だって、まあいいや、基盤が生きていればOKだから、税込みでも2000円ちょっとだし。
早速、家に持ち帰って分解してみたら、メカ部がボロボロっていうか部品を取った残骸みたい。
ところどころ部品が無い、こりゃ店の人の言う通りだっていうか、こんなもん売りに出すな~
慎重に基盤を外してと、これが結構コネクタが多くて大変なんだよね。
今度は、LP-700Wを分解して基盤を外してみると、思った通りメカ部は同一品、基盤につながるコネクタもまったく
一緒(当たり前か)、絶対に動くと確信して作業を続行。
組み立て終了、とりあえず裸のままTOPカバーのみ閉めて(閉めないと動作しないから)電源ON
「ういん~」、「ウォーミングアップ」、「インサツカノウ」、とりあえず動作するようだ。
LP-1700のドライバをインストールして、ケーブルつないでテスト印刷開始、「ういん~」、A4用紙が吐き出される、
おぉ、綺麗に印刷されているではないか、感動!!!。
残りの金属カバーをかぶせて、おやっ、今度は右側にスイッチパネルがあるからいままでのカバーだとはまらない
いいやLP-1700の金属カバーかぶせちゃえ、カバーも入らないから右だけLP-1700のをかぶしちゃえ~。
完成品のLP-1700が古いので日焼けしてるからそこだけ浮いちゃってるけど、まあいっか。
この改造の難点は、右側のカバーの色だけ違くなってしまうのと、ステータスシートの印刷枚数がLP-1700の
状態を引きずってしまうことです。500枚くらいだったのに、60000枚になってしまいました(笑)。


<参考資料>

完成品 右のシールはLP-700Wになっているのが分かる。

今回の作業で変わった部分、金属ケースとスイッチパネルの周囲を移植


Last Update : 2000.12.21